鬼岩の『岩』紹介☆転禍為福(てんかいふく)
鬼岩公園入口から直ぐの所にある
岩の一つに
『恐ろしや 四突の奥の 鬼すすき』
と刻んであります。
これは昔恐ろしい『鬼』が此の地に住み着き、
近郊近在の里人や、街道往来の旅人を
畏怖させた事から詠まれた古句です。
立て札には『四突』とありますが、
『次月峠』の事です。
今となっては其の鬼『関の太郎』は
福鬼となり除災招福の鬼人として
奉られていますので、
『ありがたや 次月の奥の 鬼すすき』
と一部を替えて詠まれる事もあるようです。
転禍為福!
災いや不幸を良い出来事に変えるという意味です。
めげずに、一人一人が上機嫌に過ごせる世の中を
皆で築いて行けたら素晴らしいですね!